2019年4月末に生前退位されることが決まった天皇陛下。これにより、陛下の退位後、現皇太子さまが天皇に、秋篠宮さまは皇嗣殿下(皇位継承順位1位の立場)になられる。
皇室評論家の神田秀一氏が語る。
「秋篠宮家の予算は年間6710万円から1億2810万円に増額され、宮家に従える職員も現在の20名ほどから70名ほどの規模に増えるとされている。今年8月末までに国は予算編成の骨格を決めるはずです」
生前退位後の準備に追われる2018年の秋篠宮家にとって最大の出来事は、眞子さまのご結婚だろう。ICU時代に知り合ったご学友の小室圭さんと婚約された眞子さまは、11月4日、帝国ホテルで挙式する予定だ。
「ご結婚により、眞子さまは民間人となられます。皇族としての公務はなくなるので、宮内庁は眞子さまが行われていた公務を、他の皇族に振り分けることになります」(神田氏)
2011年に20才となり、成年皇族として公務に取り組むようになった眞子さまは、以降、日本テニス協会の名誉総裁や日本工芸会の総裁に就き、外国への公式訪問はこれまでに2度あった。
現在、皇室には陛下のほかに18名の皇族がおり、眞子さまを除く未婚の女性皇族は6名。必然、眞子さまの担当されてきた公務は他の成年皇族が担うことになるが、真っ先に白羽の矢が立つのは、妹の佳子さまだという。
「今は英国に留学中ですが、6月に帰国された後は、眞子さまが務めていた名誉総裁などの公務は佳子さまが担当する可能性が高い。ICUご入学以降、公の場に姿を見せる機会が減っていた佳子さまが表に出てこられる回数は増えるでしょう」(神田氏)
ICUご入学時、「美しすぎるプリンセス」として、ファッションや交友関係、どのサークルに入られるか、など、一挙手一投足に注目が集まり、“佳子さまフィーバー”を巻き起こされたのは記憶に新しい。あれから3年の歳月が経ち、大人のレディーへと成長された佳子さまの公の場へのお出ましが増えれば、“第二次佳子さまフィーバー”が起こることは間違いない。
「ただ、佳子さまもお年頃ですし、大学を卒業されれば、眞子さま同様突然のご結婚も考えられます。第二次フィーバーも、長く続くものとは思わない方がよいかと」(皇室担当記者)
できる限り多く、佳子さまのお姿を目に焼きつけておきたい。
撮影/雑誌協会代表取材
※女性セブン2018年1月18・25日号