開運を意識する新年。著名人はどんなゲン担ぎで福を招いているのだろうか。辛酸なめ子さんに開運の作法を聞いた。
『開運するためならなんだってします!』(講談社)、『魂活道場』(学研プラス)、『厄除開運人生』(祥伝社)など“開運熱心”な辛酸なめ子さん。ゲン担ぎなども日々意識しているというが、いったいいつから?
「親が九州出身なので子供の時によく太宰府天満宮に行っていました。中学受験のときもお参りして、無事に合格したんです。『ちゃんとお参りすると効果あるのかも』と子供心に感じたのがきっかけですね」
以来、“気持ちの上がり下がり”も常に意識して生活しているとか。
「運気の悪いときは『前の人、歩くの遅くて邪魔だな』とか『あの人、傘の持ち方危ないな』とか人の悪いところばかり見えてしまう。でも自分の波動が上がっているときは『あの人かわいいな』とか『服がおしゃれだな』とかいい面が見えてきます。気持ちが下がっているな、と感じるとゲン担ぎというか、自分なりの開運法を実践するんです」
辛酸さんが実践しているのは緑の多い場所で足を土に触れさせて地球のエネルギーを吸収する「アーシング」と「瞑想」だ。
「アーシングは皇居外苑に行って靴下になってやることもあります。本当は裸足がいいんですけどちょっと寒いので。瞑想はできるだけ毎日、朝晩やるようにしています。どちらもモヤモヤがリセットされて邪気がスッキリ取り払われるような気がします。日々生きていると心配なこともたくさんあるのですが、自分にそこまで災いがふりかかっていないので守ってもらっているのかな、と。あとは気が下がっているときは神社にお参りに行きます。伊勢神宮や出雲大社など立派なところでなくとも、自分の家の近所でいいみたいです」
※女性セブン2018年1月18・25日号