1月14日に初日を迎えた大相撲初場所。白鵬、稀勢の里、鶴竜の3横綱が勢ぞろいし、前売りチケットは完売の盛り上がりだ。
だが、昨年から続く不祥事に「待った」はかからず、恒例の天皇皇后両陛下の初場所観戦は中止となった。
「元横綱・日馬富士の暴行事件に端を発する『貴乃花親方VS相撲協会』のつばぜり合いはまだ続いています。2月上旬に行われる協会理事の選挙までは、初場所の土俵そっちのけで、親方たちが水面下で“ガチンコ”を続けるでしょう。あっちのスキャンダルが出ればこっちの不祥事が報じられる…双方のリーク合戦という見方もあります」(相撲記者)
◆貴派親方に急浮上した「隠し子疑惑」
昨年の年の暮れ頃から、有力親方のタニマチ筋で囁かれるようになった疑惑がある。
「現役時代はイケメン力士で知られ、女性ファンも多かったA親方が、十数年前に飲食店を経営する女性と不倫していた。その女性との間には、“隠し子”もいる。それが奥さんにバレて、数年前、A親方は坊主頭にしている」
もし本当だとしても、かなり古い話。それでも突然、このタイミングで蒸し返されて、各マスコミが取材に動いているのには、こんな背景がある。
「A親方が貴乃花を支持し、協会の改革を訴えているからです。隠し子情報も、協会派の重鎮親方の周辺から出ているようですからね」(あるタニマチ)
本誌・女性セブンがその飲食店経営の女性に話を聞くと、「ご贔屓筋にはよくからかわれている。A親方とは親しくしているが、男女の仲ではない」と話した。
しかし、こんな噂話は氷山の一角。貴乃花親方を支持する親方や有力後援者の“後ろめたい話”が、土俵の周りを飛び交っている。
◆貴部屋のジャージー力士を「見せしめ説教」