深夜番組『おねがい!マスカット』(テレビ東京)から生まれた番組オリジナルアイドル「恵比寿マスカッツ」の総監督、マッコイ斉藤氏と初代リーダーの蒼井そら。意外にも初対談だという2人が、黎明期の思い出や未来について語り尽くした。
斉藤:対談は初めてですけど、実はつい3日前に結婚祝いも兼ねて飲んだばかりなんだよね(蒼井は1月2日に結婚を発表)。
蒼井:ありがとうございました。けど、私はリーダーといっても全然慕われてなかったですよね。
斉藤:そりゃ、当然だよ。リーダーはグループのために嫌われ者になる必要がある。でも、最初はリーダーってかっこいいくらいに思ってただろ?
蒼井:はい(苦笑)。みんな「自分が一番目立ちたい」と思ってる集団だったから、そいつらを指導するマッコイさんはマジで大変だったと思います……。
斉藤:いやー、総勢30人近い女たちを育てるのは正直、娘を育てるより大変です。笑いにプライドは不要なのでまずはプライドを潰すことから始めた。
蒼井:まさに“自分は面白い”って自信が潰されて、「芸人さんがツッコんでくれるから面白くなるんだ」とか、「ここは自分は引かなきゃ」とか覚えました。いまの自分があるのは、マスカッツのお陰ですね(笑い)。