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元重慶市トップ息子と交際の元老孫娘が香港財閥御曹司と結婚

元老の孫娘の結婚が話題に

 中国建国の元勲で、かつての最高実力者、トウ小平氏とともに「8大元老」の1人だった陳雲・元中国共産党政治局常務委員の孫娘が香港の財閥の御曹司と結婚していたことが分かった。

 この孫娘は7年前、恋人だった党最高幹部の息子とともに、多くの警察官を護衛代わりに引き連れて、チベット自治区の景勝地に観光旅行に行き、その熱愛ぶりが一目で分かるツーショット写真400枚がネット上に流れて話題になったこともあった。それだけに、ネット上は「安全で、金のある男に乗り換えた。節操のない女だ」などとの声が出ている。

 香港紙「明報」や「リンゴ日報」によると、陳雲氏の孫娘、陳暁丹さん(35)と結婚したのは香港の高級衣料製造の財閥系企業「MR SIMAK LTD」のA・J・マック副会長(37)。

 2人は南アフリカのワイナリーにある教会で結婚式を挙げており、ツーショット写真や式の列席者らの写真が香港の友人のインスタグラムで公表されたことから、2人が結婚したことが分かったもの。

 暁丹さんの父は元中国国家開発銀行総裁で、現在は中国人民政治協商会議(政協)副主席。祖父は副首相などの要職を歴任した古参の大幹部であり、中国共産党政権の革命一家の中でも名門中の名門。

 暁丹さんは、そのような家庭で何不自由なく育ち、ハーバード大学のビジネススクールを卒業、投資銀行のモルガン・スタンレーに就職し、香港支社に勤務。ハーバード大学時代に、当時の党政治局員だった薄熙来・重慶市党委書記の息子でやはり同大に留学していた薄瓜瓜氏と知り合い、同棲同然の関係だった。

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