国内

ツキノワグマの無許可飼育や覚醒剤所持など、残念な市議たち

ツキノワグマ無許可飼育などやらかした市議・市長たち(写真/アフロ)

 日本全国には、頑張ってお仕事をする市長・市議がたくさんいる。でも一方で、思わず 「どうしてそうなった!?」とつっこみたくなる「ざんねん」なかたがたも存在する。今回はなぜかちょっとざんねんな感じになってしまった市長・市議たちをご紹介。ツキノワグマを飼育してしまった市議や、ゴルフクラブ万引きなどを紹介。(※年齢、肩書きは報道時のもの)

◆2016年12月 福岡県飯塚市 斉藤守史市議(68才)賭け麻雀→辞職
 田中秀哲副市長と平日日中に市庁舎を離れ、賭け麻雀を繰り返し行った。発覚時の会見では「賭けずに麻雀をやる人が何パーセントいるのか逆に聞きたい」などと開き直りとも取れる発言も。

◆2015年8月 新潟県村上市 板垣一徳市議(72才)ツキノワグマの飼育→逮捕
 ツキノワグマ5頭を許可を得ず飼育。「クマの飼育は隠したつもりはなくみな知っている」と話すが、近所の人は「知らなかった」。近所でも有名な動物おじさん。猪、羊やガチョウも飼育。

◆2016年5月 徳島県美馬市 牧田久市長(74才)居眠り運転→辞職
 強い眠気を自覚していたにもかかわらず運転を続け、対向する軽自動車と衝突して5人を死傷させた。市長室にはマネの「笛を吹く少年」の複製画をかざる。

◆2016年12月 岩手県遠野市 小松大成市議(62才)飲酒運転→辞職
 ビールコップ1杯と日本酒2合ほどを飲んだ後に、帰宅するために自家用車を運転し、ガードレールに接触する事故を起こした。

◆2017年7月 福井県越前町 村上哲町長(56才)公道を逆走→逮捕
 中央分離帯のある片側2車線の県道でパトカーを運転中の署員が、正面から逆走する村上町長運転の車を発見。パトカーと鉢合わせになると約100mバックし、交差点で本来の車線に入り逃走。

◆2016年5月 福岡県糸島市 田中菊雄市議(73才)覚醒剤所持→逮捕
 覚せい剤を使用し、同居女性と共に逮捕された。家宅捜索を受ける数か月前、警察に田中市議が覚せい剤を所持し、使っているとタレコミがあった。覚せい剤での逮捕は2回目。

◆2017年11月 奈良県安堵町 植田英和町長(72才)前方の乗用車に衝突→辞職
 乗用車を運転中、渋滞で停まっていた前方の乗用車に衝突。後部座席に座る女性を負傷させ逃走し、およそ1時間後に「車に衝突した」と警察に通報した。調べに対し「怖くなり逃げた」と容疑を認めた。

◆2015年4月 福岡県古賀市 飯尾助広市議(68才)ゴルフクラブ万引→辞職
 古賀市新宮町のゴルフ用品店で、7800円相当のゴルフクラブ1本を万引。市議会事務局へ匿名の情報提供があったため飯尾市議に確認したところ万引を認め、辞職。

※女性セブン2018年2月8日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

『傷だらけの天使』出演当時を振り返る水谷豊
【放送から50年】水谷豊が語る『傷だらけの天使』 リーゼントにこだわった理由と独特の口調「アニキ~」の原点
週刊ポスト
英国の大学に通う中国人の留学生が性的暴行の罪で有罪に
《英国史上最悪のレイプ犯の衝撃》中国人留学生容疑者の素顔と卑劣な犯行手口「アプリで自室に呼び危険な薬を酒に混ぜ…」「“性犯罪 の記念品”を所持」 
NEWSポストセブン
原監督も心配する中居正広(写真は2021年)
「落ち着くことはないでしょ」中居正広氏の実兄が現在の心境を吐露「全く連絡取っていない」「そっとしておくのも優しさ」
NEWSポストセブン
フジテレビの第三者委員会からヒアリングの打診があった石橋貴明
《離婚後も“石橋姓”名乗る鈴木保奈美の沈黙》セクハラ騒動の石橋貴明と“スープも冷めない距離”で生活する元夫婦の関係「何とかなるさっていう人でいたい」
NEWSポストセブン
休養を発表した中居正広
【独自】「ありえないよ…」中居正広氏の実兄が激白した“性暴力認定”への思い「母親が電話しても連絡が返ってこない」
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
〈山口組分裂抗争終結〉「体調が悪かろうが這ってでも来い」直参組長への“異例の招集状” 司忍組長を悩ます「七代目体制」
NEWSポストセブン
筑波大学の入学式に出席された悠仁さま(時事通信フォト)
「うなぎパイ渡せた!」悠仁さまに筑波大の学生らが“地元銘菓を渡すブーム”…実際に手渡された食品はどうなる
NEWSポストセブン
新年度も順調に仕事を増やし続けている森香澄
《各方面から引っ張りだこ》森香澄、“あざとかわいい”だけじゃない「実はすごいアナウンス力」、「SNSの使い方はピカイチ」
NEWSポストセブン
4月7日、天皇皇后両陛下は硫黄島へと出発された(撮影/JMPA)
雅子さま、大阪・沖縄・広島・長崎・モンゴルへのご公務で多忙な日々が続く 重大な懸念事項は、硫黄島訪問の強行日程の影響
女性セブン
女優の広末涼子容疑者が傷害容疑で現行犯逮捕された(左/時事通信フォト)
広末涼子の父親「話すことはありません…」 ふるさと・高知の地元住民からも落胆の声「朝ドラ『あんぱん』に水を差された」
NEWSポストセブン
SNSで出回る“セルフレジに硬貨を大量投入”動画(写真/イメージマート)
《コンビニ・イオン・スシローなどで撮影》セルフレジに“硬貨を大量投入”動画がSNSで出回る 悪ふざけなら「偽計業務妨害罪に該当する可能性がある」と弁護士が指摘 
NEWSポストセブン
都内にある広末涼子容疑者の自宅に、静岡県警の家宅捜査が入った
《ガサ入れでミカン箱大の押収品》広末涼子の同乗マネが重傷で捜索令状は「危険運転致傷」容疑…「懲役12年以下」の重い罰則も 広末は事故前に“多くの処方薬を服用”と発信
NEWSポストセブン
英国の大学に通う中国人の留学生が性的暴行の罪で有罪に
《英国史上最悪のレイプ犯の衝撃》中国人留学生容疑者の素顔と卑劣な犯行手口「アプリで自室に呼び危険な薬を酒に混ぜ…」「“性犯罪 の記念品”を所持」 
NEWSポストセブン