青山アナは2011年に結婚し2012年に第1子出産のため産休に入ると、第2子、第3子と続き2017年2月に第4子を出産。今も育休中で、その期間は連続で6年目に入った。
「6年間も仕事休むならやめたらいいのに」「他の人にしわ寄せがいく」「有働さんは不妊治療に悩みながらあさイチを7年続けてきたのに」「これが働くママの子育て支援?」「月ン十万円もらう育休手当を返上したら?」と青山アナを非難する“有働派”の声があがる一方、「育休は当然」「子供ができない人が嫉妬して非難している」「子供を産むのも働くのも自由でしょ」と“青山派”も負けていない。
世の女性の「育休バトル」のきっかけは「資生堂ショック」だ。
「女性に優しい会社といわれてきた資生堂は通算5年の休職を認められたり、子育て支援にかなり手厚かったんですが、育休女性社員たちに対して産んでいないキャリア系女性社員たちからあまりに不公平だと反発の声があがったんです。つまり残る社員にしわ寄せが来る“逆マタハラ”状態になってしまったんですね」(全国紙記者)
2014年、資生堂は育児時短制度を実質縮小することを決定。が、3年経った今も産まない女性社員と産んだ女性社員の溝は埋まっていないという。
「有働派と青山派論争に拍車をかけるのは、2人があまりに対極だから。青山アナは39才から育休にはいり今も休み続け、有働さんは41才で『あさイチ』を引き受けることを決め、今も続けています。あまりの差に、ついこの話になると熱を帯びてしまうんですよね」(前出・女性社員)
ドラマでは、対立する2人の間に深キョンが入って、泣きそうな顔で必死に語る。
「子供がいる人いない人、働いている人いない人、いろんな人がいて、みんな違ってもいいじゃないですか!」
現実の雪解けはなかなか難しいのか。
※女性セブン2018年2月15日号