芸能

俳優歴56年の小林稔侍、初主演映画舞台挨拶で感慨深く

小林稔侍の初主演映画『星めぐりの町』初日舞台挨拶の様子

 俳優歴56年の小林稔侍の初主演映画『星めぐりの町』の初日舞台挨拶が行われ、小林と出演者の壇蜜、高島礼子、そして黒土光男監督が登場した。小林は「この日を迎えることができ、夢のよう」と感慨深げだった。

 同作は全編愛知県豊田市全域で撮影されたもの。小林は、豆腐作りに勤しむ男性を演じ、壇蜜は一緒に住む娘役。高島は豆腐を卸す料理屋の女将を演じる。東日本大震災で家族全員を失った少年・政美に小林が寄り添いながらその心の再生を見守る物語。宮沢賢治の「雨ニモマケズ、風ニモマケズ」の精神を体現する作品となっている。

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