連載50周年を迎えた、誰もが知る名作コミック『ゴルゴ13』。同作品では、ゴルゴが女性と交わるシーンが数多く出てくる。そこで登場するゴルゴの下着は、いつもブリーフだ。なぜ彼はブリーフ派なのか。
連載開始された50年前、男性の下着はまだ“さるまた”の時代であった。現在のトランクスとは異なりブカブカした外見で、男性器を左右どちらの股のほうへ入れるのかで論争が起きるという締まりのないシロモノだったのだ。
一方、男の股間をキリッと締め上げるブリーフは最高にスポーティな最新アイテムであったため、作者のさいとう・たかを氏は「世界を股にかけて活躍する殺し屋に相応しい下着だ」として採用した。
ちなみに、ゴルゴは白ブリーフ派である。
※週刊ポスト2018年2月16・23日号