ライフ

港区おじさんの法則 愛妻家をアピールしながら不倫する

飲み会には既婚男性も多いという(吉川氏)

 実業家や外資系金融勤務、医者や弁護士といった“ハイスペック男性”をつかまえるべく、港区の高級レストランや会員制バーでキラキラした飲み会を開く「港区女子」。現役港区女子でコラムニストの吉川リサコ氏が、飲み会に参加する「既婚男性」の生態を綴る。

 * * *
 港区女子との飲み会に来る、30代以上ハイスペの「港区おじさん」は8割が既婚である。仮面夫婦、家庭内別居、週末婚、離婚調停中など種類は様々だが、妻と仲が良く家にもきちんと帰るけれどセカンドハウスがあるなんていう男も珍しくない。

 そして港区女子デビューしたての子は、男の家に行ってる=「カレは一人暮らしみたいだから独身だ」と信じるケースも少なくない。私が知る、かなり男を翻弄してきた37歳の港区お姉さんでさえ、男のセカンドハウスを本宅と思い込み「私、婚約者なの!」と周りに自分が本命だと主張していたのには驚いた。

 お金があればどんな人物像を作ることもできる。私が会った中で1番やり手だったのは、月曜、火曜、水曜…と毎日帰る家が違う男だった。きちんとそれぞれの曜日の女性と付き合っていて、土日は本宅に帰るのだ。そして月曜の女も、火曜の女も皆それぞれが、自分が本命、“奥さんの次は自分だ”と信じて疑わない。

 単発の浮気ではなく、長期的に外で女を作るタイプの男には、特徴がある。それはフェイスブックのプロフィール写真が奥さんとの2ショットだったり、もしくは周囲に愛妻家をアピールしていたりするということである。

 そういう男はだいたい更新がマメで、「今日も妻とランチ」「今日も妻といつものディナー」などと頻繁に更新し、あろうことかセカンド女が“いいね!”していたりするからギャグである。

 もちろんフェイスブックのプロフィール写真が奥さんとの2ショットにしている人が必ず不倫男ということではないが、マメな男はケアがどこまでもマメ、それゆえになぜか憎めない愛され男なのである。

関連記事

トピックス

異例のツーショット写真が話題の大谷翔平(写真/Getty Images)
大谷翔平、“異例のツーショット写真”が話題 投稿したのは山火事で自宅が全焼したサッカー界注目の14才少女、女性アスリートとして真美子夫人と重なる姿
女性セブン
女優の広末涼子容疑者が傷害容疑で現行犯逮捕された(写真は2019年)
《体調不良で「薬コンプリート!」投稿》広末涼子の不審な動きに「服用中のクスリが影響した可能性は…」専門家が解説
NEWSポストセブン
いい意味での“普通さ”が魅力の今田美桜 (C)NHK 連続テレビ小説『あんぱん』(NHK総合) 毎週月~土曜 午前8時~8時15分ほかにて放送中
朝ドラ『あんぱん』ヒロイン役の今田美桜、母校の校長が明かした「オーラなき中学時代」 同郷の橋本環奈、浜崎あゆみ、酒井法子と異なる“普通さ”
週刊ポスト
現役時代とは大違いの状況に(左から元鶴竜、元白鵬/時事通信フォト)
元鶴竜、“先達の親方衆の扱いが丁寧”と協会内の評価が急上昇、一方の元白鵬は部屋閉鎖…モンゴル出身横綱、引退後の逆転劇
週刊ポスト
女優の広末涼子容疑者が傷害容疑で現行犯逮捕された
〈不倫騒動後の復帰主演映画の撮影中だった〉広末涼子が事故直前に撮影現場で浴びせていた「罵声」 関係者が証言
NEWSポストセブン
男性キャディの不倫相手のひとりとして報じられた川崎春花(時事通信フォト)
“トリプルボギー不倫”川崎春花がついに「5週連続欠場」ツアーの広報担当「ブライトナー業務」の去就にも注目集まる「就任インタビュー撮影には不参加」
NEWSポストセブン
広末涼子容疑者(時事通信フォト)と事故現場
広末涼子、「勾留が長引く」可能性 取り調べ中に興奮状態で「自傷ほのめかす発言があった」との情報も 捜査関係者は「釈放でリスクも」と懸念
NEWSポストセブン
筑波大の入学式に臨まれる悠仁さま(時事通信フォト)
【筑波大入学の悠仁さま】通学ルートの高速道路下に「八潮市道路陥没」下水道管が通っていた 専門家の見解は
NEWSポストセブン
広末涼子容疑者(時事通信フォト)と事故現場
《事故前にも奇行》広末涼子容疑者、同乗した“自称マネージャー”が運転しなかった謎…奈良からおよそ約450キロの道のり「撮影の帰り道だった可能性」
NEWSポストセブン
長浜簡易裁判所。書記官はなぜ遺体を遺棄したのか
【冷凍女性死体遺棄】「怖い雰囲気で近寄りがたくて…」容疑者3人の“薄気味悪い共通点”と“生活感が残った民家”「奥さんはずっと見ていない気がする」【滋賀・大津市】
NEWSポストセブン
自宅で亡くなっているのが見つかった中山美穂さん
《中山美穂さん死後4カ月》辻仁成が元妻の誕生日に投稿していた「38文字」の想い…最後の“ワイルド恋人”が今も背負う「彼女の名前」
NEWSポストセブン
山口組分裂抗争が終結に向けて大きく動いた。写真は「山口組新報」最新号に掲載された司忍組長
「うっすら笑みを浮かべる司忍組長」山口組分裂抗争“終結宣言”の前に…六代目山口組が機関紙「創立110周年」をお祝いで大幅リニューアル「歴代組長をカラー写真に」「金ピカ装丁」の“狙い”
NEWSポストセブン