平昌五輪開幕で盛り上がる今、かつて白銀の舞台で活躍した選手たちを思い起こす──中でも印象深いのは、競技以外でも世間を騒がせた“記録よりも記憶に残る”選手たちだ。
元祖「和製氷上の妖精」から「おデブタレント」に“変身”してしまったのが、“絵美スマイル”で日本中を虜にした渡部絵美(58)。1979年の世界選手権で日本女子史上初の銅メダルを獲得、1980年のレークプラシッド五輪で6位入賞を果たすなど、実力でも日本女子フィギュア界を牽引した。
近年は、テレビ番組のダイエット企画や、投資トラブルで数千万円の被害に遭ったことを告白するなど、氷ではなく身を削ったネタで話題を提供している。渡部が嬉しそうに近況を語る。
「これまで何度もダイエットに失敗してきました。最近ようやく、ダイエット食品の企画で痩せることに成功。最大時75キロ以上あった体重は現在58キロ台にまで減りました。来年還暦なんですが、ダブルアクセルを飛ぶのが目標です」
※週刊ポスト2018年2月16・23日号