連載50周年を迎えた、誰もが知る名作コミック『ゴルゴ13』。同作品では、ゴルゴが女性と交わるシーンが数多く出てくる。そこでのゴルゴは、ほとんどの場合“機械(マシーン)”のような表情で描かれている。
だが、情熱的に愛した女性も少しはいる。たとえば 『白夜は愛のうめき』では、航空機で偶然に隣り合わせになった女性と本気モードで愛し合っている。じっくりとキスを交わす姿には、この男にも恋愛感情があったのかと思ってしまうほどだ。
また『海へ向かうエバ』に登場する女性の殺し屋エバは、ゴルゴにとって特別な女性であることがうかがえる。エバとの甘く切ないベッドシーンは女性ファンの人気も高く、『ゴルゴ13』の中でも名作として知られている。
そしてKGB少尉のゾーヤ・クリコフは、ゴルゴに抱かれて括約筋の締まり具合からロシア人だと見抜かれた上に、「ち、ちくしょうっ」「悪魔!! 人殺しっ」と野獣のように叫びまくるほど悦んでいた。しかも、2回も。彼女のことは、ゴルゴもよほど気に入ったようだ。
※週刊ポスト2018年2月16・23日号