ライフ

港区女子の「ハイスペック男に結婚を決断させたテクニック」

ハイスペック男性とどうやって「ゴール」する?

 実業家や外資系金融勤務、医者や弁護士といった“ハイスペック男性”をつかまえるべく、港区の高級レストランや会員制バーでキラキラした飲み会を開く「港区女子」。だが、いざ付き合い始めても、結婚にたどり着くのは簡単ではないらしい。現役港区女子でコラムニストの吉川リサコ氏が、身近な港区女子の「決断させたテクニック」をリポートする。

 * * *
 1年ちょっと前、友人サクラが、福山雅治似の顔も声もかっこいいハイスペ男・カズキと結婚した。彼は弁護士の35歳。車が好きで、服装も派手なタイプ。彼は、紳士的で教養ある男だった。いや、それを演出していた。そんな彼だが、サクラはメロメロだった。

 サクラは、メロメロでも引くところを引いていた。結婚前にお泊まりデートをしていた時、「彼の家は、自分の家ではないから」と自分のものは置かず、訪問した時以上に綺麗にするよう掃除を徹底していた。

 よく、女は“マーキング”すると言われる。「歯ブラシを置く」「ピアスを置いて帰る」「生理用品を何気にトイレに置く」「朝、彼より遅く起きて無理やり合鍵をもらおうとする」「ガサ入れのように突然夜ピンポンする」──サクラは、「そんなことをするのは三流女だよ」と語っていた。それはハイスペと深く付き合う点で大事なマナーらしい。

 カズキは、いつまで経っても自分の部屋に何も置かないサクラに「なんでうちに荷物置いて行かないの? もう1つラックを買うから、うちに荷物置いておけばいいじゃん」と言うようになった。

 次第に、「もっと一緒にいたい」「一緒に住みたい」とも言われるようになり、仕事なんかを理由に断わっていると、プロポーズされた。

 自分から「結婚して」とけしかけないのは、決断しないハイスペと結婚ゴールするための重要な手法である。サクラは、結婚願望のなかったカズキにプロポーズさせることができた。彼女はプロポーズを即OKし、交際1年で結婚となった。

 後日談がある。カズキはハイパーモラハラ男だったのだ。

関連記事

トピックス

不倫疑惑が報じられた田中圭と永野芽郁
《スクショがない…》田中圭と永野芽郁、不倫の“決定的証拠”となるはずのLINE画像が公開されない理由
NEWSポストセブン
多忙の中、子育てに向き合っている城島
《幸せ姿》TOKIO城島茂(54)が街中で見せたリーダーでも社長でもない“パパとしての顔”と、自宅で「嫁」「姑」と立ち向かう“困難”
NEWSポストセブン
小室圭さんの“イクメン化”を後押しする職場環境とは…?
《眞子さんのゆったりすぎるコートにマタニティ説浮上》小室圭さんの“イクメン”化待ったなし 勤務先の育休制度は「アメリカでは破格の待遇」
NEWSポストセブン
女性アイドルグループ・道玄坂69
女性アイドルグループ「道玄坂69」がメンバーの性被害を告発 “薬物のようなものを使用”加害者とされる有名ナンパ師が反論
NEWSポストセブン
遺体には電気ショックによる骨折、擦り傷などもみられた(Instagramより現在は削除済み)
《ロシア勾留中に死亡》「脳や眼球が摘出されていた」「電気ショックの火傷も…」行方不明のウクライナ女性記者(27)、返還された遺体に“激しい拷問の痕”
NEWSポストセブン
当時のスイカ頭とテンテン(c)「幽幻道士&来来!キョンシーズ コンプリートBDーBOX」発売:アット エンタテインメント
《“テンテン”のイメージが強すぎて…》キョンシー映画『幽幻道士』で一世風靡した天才子役の苦悩、女優復帰に立ちはだかった“かつての自分”と決別した理由「テンテン改名に未練はありません」
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)と稲川会の内堀和也会長
《ヤクザの“ドン”の葬儀》六代目山口組・司忍組長や「分裂抗争キーマン」ら大物ヤクザが稲川会・清田総裁の弔問に…「暴対法下の組葬のリアル」
NEWSポストセブン
1970~1990年代にかけてワイドショーで活躍した東海林さんは、御年90歳
《主人じゃなかったら“リポーターの東海林のり子”はいなかった》7年前に看取った夫「定年後に患ったアルコール依存症の闘病生活」子どものお弁当作りや家事を支えてくれて
NEWSポストセブン
テンテン(c)「幽幻道士&来来!キョンシーズ コンプリートBDーBOX」発売:アット エンタテインメント
《キョンシーブーム『幽幻道士』美少女子役テンテンの現在》7歳で挑んだ「チビクロとのキスシーン」の本音、キョンシーの“棺”が寝床だった過酷撮影
NEWSポストセブン
女優の趣里とBE:FIRSTのメンバーRYOKIが結婚することがわかった
女優・趣里の結婚相手は“結婚詐欺疑惑”BE:FIRST三山凌輝、父の水谷豊が娘に求める「恋愛のかたち」
NEWSポストセブン
タレントで医師の西川史子。SNSは1年3ヶ月間更新されていない(写真は2009年)
《脳出血で活動休止中・西川史子の現在》昨年末に「1億円マンション売却」、勤務先クリニックは休職、SNS投稿はストップ…復帰を目指して万全の体制でリハビリ
NEWSポストセブン
太田基裕に恋人が発覚(左:SNSより)
人気2.5次元俳優・太田基裕(38)が元国民的アイドルと“真剣同棲愛”「2人は絶妙な距離を空けて歩いていました」《プロアイドルならではの隠密デート》
NEWSポストセブン