連載50周年を迎えた、誰もが知る名作コミック『ゴルゴ13』。同作品では、ゴルゴが女性と交わるシーンが数多く出てくる。そこで謎なのが、「大和撫子はお嫌い?」という点だ。
ゴルゴは人種、民族を問わず様々な女性を抱いてきたが、イタリア映画の女優のようなグラマーで妖艶な女性が特に好みである。そのためか日本の女性はほとんど抱いていない。火縄銃の女性インストラクターがゴルゴと楽しんだのが数少ない例である(『史上初の狙撃者 ザ・ファースト・スナイパー』2010年)。
中国系などアジア系女性は何人も寝ているので、もしかしたら筋骨隆々で顔もいかついゴルゴと日本人女性は相性が悪いのかもしれない。たとえばゴルゴに弓の指導をするために弓道の女性師範は裸になったが、ゴルゴが手を出した様子はない(『一射一生』、2003年)。
※週刊ポスト2018年2月16・23日号