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雑誌『小学一年生』 全盛期には全ての小1の7割が読んでいた

お宝記事満載の『学年誌が伝えた子ども文化史 昭和40~49年編』

 学年誌とは、幼稚園~高校生向けの総合情報誌で、最も古い『小學五年生』『小學六年生』(小学館)は、大正11(1922)年に創刊された。

 学習要素だけではなく、ニュースや芸能、スポーツ、ファッションなど、あらゆる情報が詰まっていることから、子供たちに人気を博し、特に『小学一年生』昭和48年(1973年)1月号の発行部数は歴代最高の128万部。同号の『小学一年生』~『小学六年生』の合計発行部数は500万部以上を記録した。

 この時の小学1年生の児童数は約166万人だったので、7割以上が読んでいたといえる。昭和40~50年代はまさに、学年誌の黄金時代だったのだ。

 そんな昭和40年代の学年誌から、あの頃の息吹を伝えるニュースと流行のお宝記事を厳選してまとめたのが『学年誌が伝えた子ども文化史 昭和40~49年編』(小学館、1296円)だ。さらに、昭和45年の『小学二年生』6月号のふろく「万国博大パノラマ」を復刻し、とじこみで収録している。

 第2弾となる『学年誌が伝えた子ども文化史 昭和50~64年編』は5月下旬に発売予定だ。

※女性セブン2018年3月1日号

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