ノロウイルス発生や北朝鮮の“美女応援団”など、競技外の話題も豊富な平昌五輪では、テレビ局が現地に送り込んだ花形女子アナも悪戦苦闘している。
“寒さネタ”に体を張ったのがフジの内田嶺衣奈アナ(28)。氷点下14℃の屋外に立たされ、「いつまで我慢できるか」をレポート。わざわざサーモカメラで体温がどんどん下がっていく様子まで映し出され、15分でギブアップした後、彼女の顔色は真っ青になっていた。
同じくフジの宮司愛海アナ(26)は、箸で麺をすくった状態で凍ったカップ麺を片手に、「ご覧ください!食品サンプルみたいにカチカチに凍りました!」と中継した。
必要な“絵”だったのかはわからないが、あの手この手で寒さを表現するその努力は涙ぐましい。
フジ・三田友梨佳アナ(30)は、開幕前の6日、北朝鮮の五輪参加に反対するデモ隊と警察の衝突に巻き込まれた。後に「息ができなかった」と振り返った体験は、屋外取材以上に“凍える思い”だったのではないか。
※週刊ポスト2018年3月2日号