「港区女子が許せない!」──先日、テレビ番組でモデルのダレノガレ明美がそう嫌悪感をあらわにした。TPOをわきまえず、バーベキューにヒラヒラした服装で現れた女子がいたというのだ。それに対し「港区女子の中には、そういうのもいる。勝手ながら現役港区女子を代表してお詫びしたい」というのはコラムニストの吉川リサコ氏だ。
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最近までハイスペック大手商社マンと交際していたダレノガレ明美さんが、1月のテレビ番組で「港区女子が許せない!」「大嫌い」と発言した。その理由は、“港区女子”が呼ばれてもいないバーベキューに、白ワンピとハイヒールという場違いな格好で来たということらしい。しかも、「ダレノガレちゃん」と“ちゃん付け”で馴れ馴れしく話しかけてきたという。
ダレノガレさんが怒るのも無理はない。だが、“白ワンピでバーベキュー”な女性は、港区女子としても三流だ。男ウケを狙った服装を意識したのだろうが、こんなTPOをわきまえないヒラヒラ女子は飲み会でも残念な感じなのだろう。
飲み会でハイスペ男性たちに少しでも気に入られれば、バーベキューやスポーツ観戦、キャンプなどに誘われる機会もある。そんな時、一流港区女子なら、場所に合ったコーデで夜とは違うスタイルを見せることはもちろん、バーベキューならウェットティッシュとかお酒に合いそうなチーズを持っていったりして、気遣いできる女性を印象づけるチャンスとして活かす。
ダレノガレさんのバーベキューに来た港区女子は、日傘を差して手伝いもしなかったという。白ワンピで日傘を差しているだけの女など、ただの白い物体であり、バーベキューの場では玉ねぎ以下だ。きっとハイスペ男性からも選ばれない。
一方で、ハイスペの中でも成り上がり系のヘラヘラ男がいる。何でそんなに稼いでいるのか不明だが、とにかく羽振りが良く、高い酒を飲み、へんなスーツを着て格好つけている。車は高級外車、住まいもヒルズあたりで、パーティも盛んで取り巻きも多い。
そんな彼らは、だいたい女の趣味が悪い。とにかく派手で、髪が明るく、チークが濃く、バレバレのアイテープまたは整形で、細い足をお尻まで出そうなミニスカで強調するか、谷間全開というタイプが多い。
ダレノガレさんがバーベキューで遭遇した“港区女子もどき”は、きっとこの部類の“ハイスペもどき”を相手にするタイプなんじゃないかと思う。ヒラヒラ女とヘラヘラ男のハーモニーである。