まもなく花粉の季節が到来。今年の関東地方の飛散量は昨年の1.5倍と予測され、3月上旬から4月上旬がピークに。そんなツラい花粉シーズンに備える“花粉防御スプレー”市場に注目が集まっている。
花粉の季節に先駆けて、資生堂薬品の『イハダ アレルスクリーン N』がじわじわと売り上げ数を伸ばしている。花粉防御スプレーと塗るジェルタイプ、2商品の累計出荷数は約195万本を突破中だ。
「今まで我が社にないジャンルだったので、はたして売れるのかと心配でしたが、予想以上の反響に驚きました」と、資生堂ジャパン・ヘルスケア事業部の石川亮さん。
「2015年の発売当時、ドラッグストアで、マスクや内服薬、点鼻薬など花粉症の人がよく立ち寄る場所に一緒に置いてもらったところ、すぐに品薄になったんです」
さらに昨年リニューアルし、独自の特許技術・花粉ブロック成分を20%増量した。
「天然温泉水配合のキメ細かいミストで、メイクの上からでも使えます。“マスクをつけられない職場でも使えて便利!”と、多くの人に愛用いただいています」
目と口を閉じ、顔から20cmほど離して、円を描くようにスプレーすると効果的。資生堂独自の特許技術により、+と−両方のイオンをまとい、花粉などのアレル物質をブロックするという。
※女性セブン2018年3月8日号