江戸前の細工寿司と房総地方の郷土料理・祭り寿司が融合して生まれた『飾り巻き寿司』。
「切ったときにパンダや花などの絵が出てくる飾り巻き寿司は、日本独特の食文化。お子さんやお孫さんへの食育として、また国際交流の1つとして習われるかたが多いですね」
そう話すのは、東京すしアカデミー東京校校長の後藤幸子さん。同校では2008年から飾り巻き寿司専門コースをスタートしているが、インストラクターとなった会員は現在1000人超だという。雑誌『VERY』の専属モデル・滝沢眞規子(39才)もその1人だ。
「SNS映えすることもあって、『“タキマキ”さんみたいに和のおもてなしを素敵にしたい』という若い主婦層の受講生が急増しました。
見た目は華やかですが、卵焼きや漬物、ハム、チーズなど、冷蔵庫にある身近な食材を使いますし、シャリを置くコツさえ覚えれば意外と手早くできる。生魚を扱う握り寿司や、具がばらけがちな太巻きより難しくないんです」(後藤さん)
東京すしアカデミーの講座でも人気なのが、“パンダ”の飾り巻き寿司。かわいくできれば、シャンシャン人気以上に、あなたの株も急上昇しそう!!
※女性セブン2018年3月8日号