日本列島には47の都道府県があり、県民性も様々。お金の使い方や余暇の過ごし方に関しても県民性は存在する。
1日のスポーツ活動時間が最も多い県は1日17分で滋賀、京都、沖縄が同率1位。最も活動時間の少ない県が青森で1日10分となっている。全体的な分布では西日本で活動時間が長い傾向にある。
1位の3県に関しては、平均寿命において滋賀は男性で1位、女性で4位。京都は男性で3位、女性で9位。沖縄は男性が36位と下位に位置するが、女性は7位と上位にランクインしている。やはりスポーツと健康の関係性は切っても切れないようだ。ちなみに最下位の青森は男女ともに47位と不名誉な結果となっている。
一方、1年間の被服および履物の購入額は、神奈川と東京を抑えて、意外にも徳島がトップ(27万7902円)という結果となった。最も低い県は沖縄(9万4473円)で、徳島は沖縄の約3倍も衣服や靴にお金を使うオシャレな県民性があるようだ。
2017年の都道府県別の女性社長比率(帝国データバンク調べ)によると、徳島は10.33%で3位と上位に位置している。もともと共働きなどで外出機会の多い徳島の女性は、被服費だけでなく、通販での化粧品購入費(2016年、日本通信販売協会調べ)も全国1位となっている。
◆取材・文/浅井英彦(HEW)
※週刊ポスト2018年3月9日号