美しき外国人女性が、銭湯や花火など日本の伝統に触れ、そこに込められた精神性に気づく──2015年7月から続くJTのテレビCM「日本のひととき」シリーズ8篇すべてに登場するのは、日本では知られていない「謎の外国人美女」。彼女はいったい何者か? 本誌・週刊ポストが独占インタビューした。
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週刊ポストをご覧の皆さん、こんにちは。リヴ・オドリスコールです。日本では私のことを知らない方が多いと思いますので、少し自己紹介をさせてください。私はニュージーランドのオークランドに住んでいて、ファッションモデルの仕事をしています。
ショーや撮影でニューヨーク、ロンドン、パリ、東京を行ったり来たりで、なかなか自宅に帰れない日々を過ごしています。でも、自宅に帰ればすべての時間を子供と一緒に過ごします。7歳になる娘は1人で5人分くらい元気があるので(笑い)、毎日バタバタですが、このまま元気いっぱいに育ってくれたらうれしいですね。
3年前、CMのオファーをいただいた時は本当にうれしかったですね。日本は私にとって特別な場所なんです。CM撮影の前にもモデルのお仕事で何度か訪れたことがありますが、とても多くの人がいるにもかかわらず、日常生活に静けさがあるところが特に好きです。
日本人のスタッフは仕事に対して、本当に誠実で熱心だと感じます。思いやりがあり丁寧なので、日本でお仕事をするたびに幸せな気持ちになります。
実は、高校時代に日本語を学んでいました。話せるまでには至りませんでしたが、「ありがとう」という言葉は、意味も響きも素敵ですぐに覚えましたよ。
娘にとっても日本は特別な場所。彼女が生後7か月の時に育児で休んでいた仕事を再開し、最初の撮影で訪れたのが日本でした。娘も連れて来たのですが、日本で初めて立ち、歩くことができるようになったんです。幼すぎて日本の記憶はないでしょうから、今度は休暇で娘と一緒に遊びに来たいと思っています。