パートやアルバイトは正社員と比べて格段に労働条件が悪いといわれている。しかし、パートやアルバイトの権利を守る法律も存在する。知らなきゃ損。しかし、誰も教えてくれなかった、パート・アルバイトの8大権利を紹介する。
【1】勤務時間6時間超で最低45分、8時間超で最低1時間の休憩が取れる。
【2】残業や休日出勤をしたら時給の割り増しがもらえる。残業手当は1日8時間、週40時間を超えたら25%割り増し、休日手当は35%割り増し。
【3】出勤率8割以上で、6か月以上働けば年次有給休暇が取れる。週5日以上または週30時間以上働けば6か月経過すると最長10日、週4日以下で週30時間未満でも半年経てば所定労働日数によって1~7日比例付与される。
【4】雇用主の都合で突然休みになっても休業手当がもらえる。過去か3月の平均賃金の60%以上。
【5】1週間に20時間以上、かつ31日以上働く見込みのある人は雇用保険に加入できる。通算12か月以上給与を受けた月があれば失業手当がもらえる。平均給与の約8割。
【6】業務や通勤が原因でけがや病気をしたとき、原則無料で治療が受けられる。 労災保険の「療養(補償)給付」もある。
【7】復職する意思があれば育児休業が取れる(有期パートは一定要件あり)。休業開始前2年間で、給与を受けた月が12か月以上あれば、育児休業給付金が平均給与の67%(半年過ぎたら50%)。子供が1才(最長2才)になるまでもらえる。
【8】家族を介護するために介護休業が取れる。休業開始前2年間で、給与を受けた月が12か月以上あれば、介護休業給付金として平均給与の67%が最大93日分もらえる。
※女性セブン2018年3月15日号