国内

民泊バラバラ遺体事件 米国人容疑者の夢は日本女性との結婚

米国でも報道が過熱(事件を報じた「ニューヨーク・デイリーニュース」より)

 英語が堪能な日本人女性が、アメリカ人観光客の滞在していた「ヤミ民泊」施設の一室で、バラバラ遺体となって見つかった。わずか1か月弱の滞在中、10人超の日本人女性と接触を持った容疑者の正体とは──。

 兵庫県三田市に住む女性会社員Aさん(27)の行方がわからなくなり、家族が警察に不明者届を提出したのは2月17日のこと。同22日にAさんの監禁容疑で逮捕されたのが、アメリカ人のバイラクタル・エフゲニー・バシリエビチ容疑者(26)だった(28日に死体損壊・遺棄の疑いで再逮捕)。

「容疑者が滞在していた大阪市東成区のマンションの防犯カメラを警察が確認したところ、容疑者と一緒に入ったAさんが、建物から出てきた形跡がなかった。24日には、容疑者が使っていた西成区の別の民泊施設でAさんとみられる頭部遺体が発見され、その後は本人の供述通りに大阪や京都の山中で切断遺体が見つかった」(大手紙社会部デスク)

◆「父はブルガリア人」

 1月末に来日したバイラクタル容疑者は、短期間のうちに日本人女性との接触を繰り返していた。

「Aさんを招き入れた部屋には、他にも4~5人の女性の出入りがあったことが防犯カメラでわかっている。Aさん以外の女性は無事が確認されていますが、容疑者が接触していた日本人女性は10人を超えていた」(捜査関係者)

 この謎の多い事件はアメリカでも関心が高く、日本ではほとんど報じられていない容疑者の素顔に迫るレポートもある。

関連記事

トピックス

タイ警察の取り調べを受ける日本人詐欺グループの男ら。2019年4月。この頃は日本への特殊詐欺海外拠点に関する報道は多かった(時事通信フォト)
海外の詐欺拠点で性的労働を強いられる日本人女性が多数存在か 詐欺グループの幹部逮捕で裏切りや報復などのトラブル続発し情報流出も
NEWSポストセブン
異物混入が発覚した来来亭(HP/Xより)
《虫のようなものがチャーシューの上を…動画投稿で物議》人気ラーメンチェーン店「来来亭」で異物混入疑惑が浮上【事実確認への同社回答】
NEWSポストセブン
6月9日付けで「研音」所属となった俳優・宮野真守(41)。突然の発表はファンにとっても青天の霹靂だった(時事通信フォトより)
《電撃退団の舞台裏》「2029年までスケジュールが埋まっていた」声優・宮野真守が「研音」へ“スピード移籍”した背景と、研音俳優・福士蒼汰との“ただならぬ関係”
NEWSポストセブン
小室夫妻に立ちはだかる壁(時事通信フォト)
《眞子さん第一子出産》年収4000万円の小室圭さんも“カツカツ”に? NYで待ち受ける“高額子育てコスト”「保育施設の年間平均料金は約680万円」
週刊ポスト
週刊ポストの名物企画でもあった「ONK座談会」2003年開催時のスリーショット(撮影/山崎力夫)
《追悼・長嶋茂雄さん》王貞治氏・金田正一氏との「ONK座談会」を再録 金田氏と対戦したプロデビュー戦を振り返る「本当は5打席5三振なんです」
週刊ポスト
打撃が絶好調すぎる大谷翔平(時事通信フォト)
大谷翔平“打撃が絶好調すぎ”で浮上する「二刀流どうするか問題」 投手復活による打撃への影響に懸念“二刀流&ホームラン王”達成には7月半ばまでの活躍が重要
週刊ポスト
懸命のリハビリを続けていた長嶋茂雄さん(撮影/太田真三)
長嶋茂雄さんが病に倒れるたびに関係が変わった「長嶋家」の長き闘い 喪主を務めた次女・三奈さんは献身的な看護を続けてきた
週刊ポスト
6月9日、ご成婚記念日を迎えた天皇陛下と雅子さま(JMPA)
【6月9日はご成婚記念日】天皇陛下と雅子さま「32年の変わらぬ愛」公務でもプライベートでも“隣同士”、おふたりの軌跡を振り返る
女性セブン
(インスタグラムより)
「6時間で583人の男性と関係を持つ」企画…直後に入院した海外の20代女性インフルエンサー、莫大な収入と引き換えに不調を抱えながらも新たなチャレンジに意欲
NEWSポストセブン
中国・エリート医師の乱倫行為は世界中のメディアが驚愕した(HPより、右の写真は現在削除済み)
《“度を超えた不倫”で中国共産党除名》同棲、妊娠、中絶…超エリート医師の妻が暴露した乱倫行為「感情がコントロールできず、麻酔をかけた患者を40分放置」
NEWSポストセブン
清原和博氏は長嶋さんの逝去の翌日、都内のビル街にいた
《長嶋茂雄さん逝去》短パン・サンダル姿、ふくらはぎには…清原和博が翌日に見せた「寂しさを湛えた表情」 “肉体改造”などの批判を庇ったミスターからの「激励の言葉」
NEWSポストセブン
貴乃花は“令和の新横綱”大の里をどう見ているのか(撮影/五十嵐美弥)
「まだまだ伸びしろがある」…平成の大横綱・貴乃花が“令和の新横綱”大の里を語る 「簡単に引いてしまう欠点」への見解、綱を張ることの“怖さ”とどう向き合うか
週刊ポスト