毎週木曜の朝、普段より少し多めの荷物を抱えた薬丸裕英(52才)は、9時28分スタートの情報番組『生活情報マーケット なないろ日和!』(テレビ東京)の出演に間に合うよう余裕をもって自宅を出る。
11時過ぎに収録が終わると、スタジオのある東京・品川からお台場へ直行。11時55分スタートのバラエティー番組『バイキング』(フジテレビ系)に出演し、芸能から政治ネタまであらゆる話題にコメントする。次は15時40分スタートの生活情報番組『よじごじDays』(テレビ東京)の収録へ。いずれも生放送だけに、移動中も気が気でないに違いない。
そして16時54分にやっと3本目の収録が終わると羽田空港に向かい、なんと約7時間かけてハワイへ飛ぶ。日曜夜に帰国すると、休む間もなく月曜朝の生放送の準備をしなければならない。薬丸はほぼ毎週、こんな生活を続けている。
「薬丸家は今、国内外に一家“離散”状態なんです。長男(27才)は日本で俳優を、次男(24才)はオーストラリアでセミプロのサッカーチームに所属しているそうです。長女(21才)は日本の大学に通いながらタレント活動をしていて、三男(18才)はアメリカ留学中。そして妻の石川秀美さん(51才)と次女(9才)がハワイに住んでいるそうで、薬丸さんは2人に会うために毎週ハワイに通っているんです」(薬丸の知人)
薬丸の“別居”生活は6年ほど前から始まったという。
「当時長女はハワイ留学中で、現地でタレント活動もしていました。彼女をサポートしようと、秀美さんは次女を連れて頻繁にハワイを訪れていたそうです。それから徐々に、現地に拠点を移すようになりました」(前出・知人)
子供には海外でいろいろな経験を積んでほしい――薬丸の子育て方針のもと子供たちは日本を離れていったが、期間限定かと思われていた秀美さんのハワイ生活は、長女の帰国後も続いた。