一切の結婚関連行事を再来年以降に延期することが発表された秋篠宮家の長女・眞子さまと小室圭さん。「破談」の現実味が帯びてくる中、秋篠宮ご夫妻は、眞子さまと小室さんの結婚を認める「2つの条件」を出されたと報じられた。1つは、小室さんが転職先と今後の進路をはっきりさせ、経済的に安定すること。もう1つは、小室家の金銭トラブルを解決すること。
秋篠宮ご夫妻が課した2つのハードルを越えるには、小室さん自身の並々ならぬ努力が不可欠だろう。
小室さんは2014年に国際基督教大学(ICU)を卒業し、三菱東京UFJ銀行に就職した。丸の内支社で法人営業を担当。周囲には語学が堪能な行員も珍しくなかったという。中高とインターナショナルスクールで過ごし、ICU時代に留学を経験した小室さんはそのうちの1人だった。
「バイタリティー溢れる人が多い中で、小室さんはあまり積極的にコミュニケーションを取るタイプではなかったそうです。優秀な人たちに囲まれて気後れもあったのか、挨拶もあまりしないようになり、仕事に燃えるというタイプでもなかったようです」(皇室記者)
結局、小室さんは2年ほどで銀行を辞めた。そして、一橋大学大学院に通いながら、現在の法律事務所に勤め始めた。
「20人ほどいるパラリーガルのうち、男性は小室さん1人。弁護士の資料作成の手伝いから、お茶くみといった雑用まで業務は多岐にわたります。ただ雑用が苦手というか、コピーをお願いしても、うまくできないということがたびたびありました。
資料を英訳したり、逆に日本語に訳したりするのも仕事のうちですが、小室さん、日常会話には問題ないのでしょうが、法律の専門用語というかビジネス英語は、まだ対応できていないようでいろいろと苦労している感じですね」(事務所関係者)
眞子さまは知らない彼の素顔──そのお姿にどんな思いを抱かれるだろうか。宮内庁内部では、小室さんに仕事を斡旋することも検討されているという。
「眞子さまの将来への不安が取り除かれる上、収入が安定すれば金銭トラブル解決への足がかりになります。“皇室がコネを使った”と批判が殺到することは目に見えていますが、背に腹は代えられません」(宮内庁関係者)
だがこの「職業斡旋」には、別の目論みがあるという。
「もしこのまま結婚が実現しなかった場合、小室さんや佳代さんが、眞子さまとの交際や秋篠宮家、皇室とのやりとりをメディアに暴露することを恐れているんです。そのとき、職を与えて収入を安定させるという『貸し』を作っておけば、ある程度は抑えられる。結婚と破談を両天秤にかけた方策なんです」(前出・宮内庁関係者)
※女性セブン2018年3月22日号