いよいよ開幕まで1か月を切ったプロ野球。大枚を叩いて獲得した新外国人選手の働きがペナントレースの行方を左右するポイントの一つとなる。
巨人の年俸4億円男・ゲレーロ(前中日)などのように目立った存在ではないが、評価する声が聞こえてくるのはオリックスのアルバース(推定年俸1億350万円)だ。常にセットアップから投げる技巧派左腕である。
「球の出どころが見づらく、球種もツーシーム、カットボール、フォーク、カーブ、チェンジアップと豊富。ソフトバンクの和田毅に似たフォームで、日本でうまく通用するタイプでしょう。
ちなみにシーズンオフになると、米国にある母校の中学校でフランス語と数学の臨時教師として教壇に立つという“二刀流”をこなす頭脳派でもあります」(在阪スポーツ紙記者)
※週刊ポスト2018年3月16日号