就職や進学を機に、個の4月からひとり暮らしを始めるというフレッシャーズも多いだろう。実家では、自分の部屋の掃除はしていても、みんなで使うリビングや浴室・トイレの掃除は、親まかせというケースがほとんど。ひとり暮らしを始めて、自分だけだから少々散らかっていてもいいと思っていると、汚部屋への道まっしぐらということになってしまうケースも多いはずだ。
そうならないためには、新生活への期待が高い最初の1か月間で、きれいをキープするための生活習慣を身につけることが重要。とはいえ、完璧を求める必要はない。使ったものをもとの場所に戻したり、こまめに掃除をしたり、洗濯物をため込まないよう心がけたり。それだけでも充分だ。
ワンルームなどの狭い部屋の場合、家具を置くと見えている床はわずか。掃除機をかける場所があまりないことも多い。
そこで普段の掃除は、クロスや使い捨てシートを使った拭き掃除をして、汚れをためないように気をつければいい。
家具や棚の上、電化製品にたまったほこりは、ハンディーモップを使って舞い上げないように注意して拭き取る。
床に落ちた目につくゴミは手で取り、ほこり取りシートで小さなゴミや髪の毛などを集め、シートごとまとめて捨てればOK。これらをできれば週に2~3回は行うように心がければ、掃除機はなくても充分掃除できる。
また、床や畳がべたつく場合は、マイクロファイバークロスを使い、水拭きをするといい。
収納扉や棚など、よく手で触る部分には手あかがつきやすいので、こちらもクロスで週に1度は拭き掃除を。アルコール除菌剤を使うのも○。窓やサッシ、玄関も、1~2週間に1回程度の掃除を。
※女性セブン2018年3月22日号