4月からの新生活のスタートを機に、実家を離れてひとり暮らしを始めるという人も多いだろう。しかし、実家暮らしが長いと、ほとんどの家事を親まかせにしているというケースも少なくない。特に浴室やトイレの掃除など、ほとんどしたことがないという人も多いはずだ。
そこで、初めてひとり暮らしをする人向けに、浴室とトイレの掃除のコツを伝授しよう。
◆入浴しながら掃除する習慣をつける
体の汚れを落とす浴室は、掃除しないでいると皮脂汚れと石けんカスがどんどんたまるため、毎日、掃除するのが基本だが、1人しか使わないなら入浴のついでに掃除をすれば充分だ。
湯船につかっている間に、バスタブの周囲を磨いたり、風呂上がりに浴室全体にシャワーで湯をかけるだけでも、石けんなどの飛び散り汚れは、洗い流せる。
最後に排水口にたまったゴミや髪を取り除き、換気をよくしておくことが重要。床や壁、排水口内の掃除は、週に1回が目安だ。
◆使うたびのプチ掃除でにおいと汚れを防ぐ
掃除を怠ると、汚れとともに嫌なにおいが発生するトイレ。水を流すたびに便器内を掃除してくれる、スタンプタイプの洗浄剤が便利だが、汚れは便座やふた、床にもついている。
特に、立ったまま用を足す男性の場合、広範囲に尿が飛び散るため、拭き取りタイプのクリーナーで、使うたびに拭く習慣をつけると、きれいはキープできる。
週1度は便器内やふちの裏側、小物や水受け部分もしっかり掃除。トイレの掃除用具には雑菌が繁殖しやすいので、厚手の掃除用シートや使い捨てブラシを使えば安心だ。
※女性セブン2018年3月22日号