4月の番組改編を前に、女子アナ界に「春の嵐」が吹き荒れている。NHKも有働由美子アナ(48)の『あさイチ』降板をはじめ“転換期”を迎えている。NHK局員がいう。
「有働アナは“『あさイチ』に限らず、他の番組もやりたい”という意欲が強く、特番の司会など他の仕事を増やしていくようです」
『あさイチ』の後任は、『ブラタモリ』を卒業する近江友里恵アナ(29)。
「有働・井ノ原(快彦)コンビと比較され、相当なプレッシャーがかかる。ただ、近江アナは『ブラタモリ』担当前は福岡放送局にいたため、新MCの博多華丸・大吉と波長が合うのは間違いない。同じ福岡出身のタモリさんにかわいがられた“実績”があるので、本人も自信を持っているはず。
その近江アナに代わって『ブラタモリ』を担当する林田理沙アナ(28)も福岡放送局からの異動で、福岡での修業を経ての東京アナウンス室転属は、“黄金の出世コース”と呼ばれている」(別のNHK関係者)
5年にわたり「サタデースポーツ」「サンデースポーツ」を勤め上げた杉浦友紀アナ(34)に代わって大抜擢されたのは、名古屋放送局の副島萌生アナ(26)だ。
「副島アナは高校生だった2009年にセンバツで開・閉会式の司会を務めた実力派。入社4年目で満を持しての抜擢に期待は大きい」(同前)
※週刊ポスト2018年3月23・30日号