3月15日夜9時、最終回(第9話)を迎える木村拓哉(45才)主演ドラマ『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)。出演者、スタッフらは打ち上げパーティーを行いながら、その時間を過ごす予定だ。
「ギリギリまで撮影していてようやくクランクアップしました。打ち上げには250人ほど入る宴会場が用意されています。直前の放送では最高視聴率をまた更新しましたし、最終回で20%超えの期待も高まっています。みんなで盛り上がっていると思いますよ」(ドラマ関係者)
銃弾に倒れた上川隆也(52才)演じる木村の上司・村田課長の葬儀シーンで幕を開けた第8話の関東地区の平均視聴率は16.4%を記録。しかし、その数字を大きく上回るエリアがあった。約20%を記録した名古屋だ。
「今回だけではありません。なぜか名古屋(メ~テレ)での『BG』の平均視聴率は、関東よりも毎回5ポイント以上高い。第2話では関東が約15%のところ、名古屋では約23%と8ポイントも上回っているんです。平昌五輪の最中にこの数字は驚異的でした。
もともと名古屋をはじめ東海地区と関西地区は夜の民放視聴率が関東よりもいい。それに関西地区は誰もが知るスターが出ていることと勧善懲悪などわかりやすいストーリーが人気の傾向もあります。NHK朝ドラの『あまちゃん』は関東では高視聴率でしたが、関西ではイマイチでした。『BG』は木村さんという誰もが知る国民的俳優の主演ドラマで1話完結というところも視聴者にウケたのでは。ただ、名古屋がこれだけ突出したのにはさすがに驚きました」(テレビ誌記者)
なぜ名古屋で人気なのか。そのキーマンは第7話にいた。メ~テレの上坂嵩アナ(28才)。上川が撃たれた事件現場のリポーター役で『BG』に出演しているのだ。
「上坂アナの出演をスタッフに提案したのは木村さん。それで本当に出演することになりました。もともと、メ~テレと木村さんの関係は深い。映画『無限の住人』のインタビュー時に東海地区の幹事局になったのも同局でした。今回も朝の情報番組『ドデスカ!』でこれでもかというくらい『BG』を盛り上げていましたし、それを知った木村さんがメ~テレの単独インタビューも受けていました。第5話にはメ~テレのマスコットのぬいぐるみも出演(笑い)。木村さんの地道な“名古屋愛”が伝わった結果だと思いますよ」(メ~テレ関係者)
なんと最終話には本人役で矢沢永吉(68才)も出演。名古屋では30%超えだがや!
※女性セブン2018年3月29日・4月5日号