「昭恵さんは決して好んで隠れているわけではないと思います。本人は証人喚問に出たいと思っていると感じました」
こう話すのは元NHK職員で葛飾区議の立花孝志氏だ。立花氏は2016年に東京都知事選挙に立候補した際、NHKの政見放送で「NHKをぶっ壊す!」などと述べたことでも知られているが、同氏のフェイスブックに安倍昭恵夫人から突然、「友達申請」の通知が来たのは3月18日のこと。
野党から証人喚問要請が強まる中、雲隠れしていたはずの昭恵夫人が立花氏に連絡してきたのはなぜか?
「昭恵さんとは面識もなかったので、ビックリしました。やり取りを重ねるうち、私が独自に森友問題を追及しているYouTube動画を見て申請いただいたようだと分かりました。私は籠池氏と会って話した経験があるのですが、昭恵さんは“籠池夫妻がある日を境に安倍に騙されたと言い、私からの電話にも出なくなりました。何があったのか、いつか聞いてみたいです。私は真実が知りたいだけ”と話していました」(立花氏)
立花氏はこれまで昭恵夫人とフェイスブック上で10回以上にわたってやり取りを交わし、20日の午後には直接、電話でも話したという。