高校時代は自宅通学だった清宮
鳴り物入りで入団しながら、2月に急性胃腸炎を発症、3月にも限局性腹膜炎で入院した日本ハム・清宮幸太郎(18)。
「食事はおかゆが中心で、体重も5キロ減。トレーニングルームで体を動かすだけの状態でした。栗山(英樹)監督は“何が起こるのか分からないのがファイターズらしい。最後まで(一軍の)可能性を探る”と話しています」(日本ハム担当記者)
オープン戦の成績は15打数0安打、8三振と散々(数字は3月21日終了時点)。ファンや一部のOBからは、“一軍に帯同させる意味があるのか”という厳しい声も聞こえてきた。
「プロのレベルや木製バットへの対応に迫られるうえ、地下に打撃練習スペースのある“超豪邸”の実家を出て初めての寮生活という環境の激変も大きかったようで、ストレスから来る入院だったとされている」(同前)
大物新人の肝っ玉は意外と小さかったのかもしれないが、今後の適応力に期待したい。
※週刊ポスト2018年4月6日号