新シーズンが始まるにあたり、再起を決意するプロ野球選手がいる。選手名鑑には「背番号028」「年俸410万円」と記載されている巨人・高木京介(28)。2016年に野球賭博による1年間の資格停止処分を受けた後、育成選手で復帰し、3月19日に支配下登録が内定した。
「失格処分中は河川敷や公園を走って過ごしたが、体重が10キロ減ったといいます。育成選手として再契約してからは力士並みにご飯を食べ、昨年は二軍で17試合に登板。今年はオープン戦4試合で防御率1.80を残し、支配下登録を勝ち取った(数字は3月21日終了時点)。
左の中継ぎとして、初登板から139試合登板連続無敗を続け“負けない投手”である上に、育成上がり扱いなので年俸も格安。実力が出せれば“コスパ”が最高になる」(巨人番記者)
去年は30億円補強で大失敗しただけに、“お買い得選手”に期待が集まっているわけだ。
※週刊ポスト2018年4月6日号