いわゆる“B級グルメ”に注目が集まりだしたのは2000年頃。その後、町おこしを目的に、全国各地から様々なメニューが誕生したが、岐阜県が誇るB級グルメは「けいちゃん焼」だ。飛騨高山キャンペーンレディの太江茜音さん(27)が、その魅力を語る。
「実は、大人になるまでけいちゃん焼を食べる機会がなかったんです。でも、一度食べたら病みつきで、先週も食べました。
『御食事処あんき屋』では、味噌ベースのタレがしみ込んだ鶏肉をキャベツやもやしなどと一緒に鉄板で炒めます。味噌味のけいちゃん焼は味噌の香ばしい香りが食欲をそそり、ご飯が何杯でも進む美味しさ。ビールにもとっても合います。けいちゃん焼はお店によって味つけが様々。お好みの味を見つけに、ぜひ高山にお越しください」
写真の「けいちゃん焼き」は、鶏のムネ肉とモモ肉を野菜のスチームで蒸し、表面を炒める。自家製ピリ辛味噌とジューシーな鶏肉の歯ごたえが絶妙。
【御食事処あんき屋】
住所:岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯768-36
営業時間:11時~23時(夏季)、8時~23時(冬季、水曜日のみ~17時)
休日:不定
【プロフィール】たいえ・あかね/1990年生まれ。2014年高山市役所観光課入庁。趣味は打楽器演奏で市民吹奏楽団に所属。
撮影■内海裕之 文■小野雅彦
※週刊ポスト2018年4月13日号