さまざまなB級グルメがテレビやイベントで取り上げられているが、中には名前を聞いただけではどんな料理なのか想像できないものも少なくない。佐賀県のB級グルメ「シシリアンライス」も、そんなB級グルメの1つ。佐賀市観光親善大使の新郷桃子さん(21)に、シシリアンライスの魅力を説明してもらった。
「温かいご飯の上に、レタスやトマトの生野菜と甘辛く炒めたバラ肉やカルビをのせて、マヨネーズを網かけしたのがシシリアンライスです。元々は昭和50年頃に市内の喫茶店で作られていた賄い料理で、現在は市内30店舗で提供されています。家庭でも定番メニューで、牛肉で作ることが多いですが、豚や鶏でも美味しいです。ちなみに私は牛派です(笑い)。
母がよく作ってくれて、3年前の『アサデス。』(九州朝日放送)で『美人ごはん』という手料理を紹介するコーナーに出演させていただいた時、母の味を思い出しながら作りました。番組内で母に電話をしたのですが、母への想いや初めてテレビに出演した嬉しさから泣いてしまいました。
自宅で作る場合は、市販の焼肉だれでお肉を味付けするのがオススメ。簡単に作れるのに、栄養バランスもいいんですよ。佐賀市観光親善大使に応募したのは、人前に立つことが好きだから。将来はアナウンサーになりたいです」