交際が伝えられていた嵐の二宮和也(34才)とAさんのツーショットをキャッチした。
夜9時を過ぎた頃、その日の最終便が飛び立ったあとの羽田空港のロビーは人の姿もまばらだった。4月上旬の週末でも、旅行客が行き交う昼間の喧噪が嘘のように静かだ。パタパタ、パタパタ、パタパタ──。嵐の二宮和也が、小走りする音がロビーに響いていた。黒いハットにグレーのパーカというラフな格好で、少し猫背のいつものシルエット。二宮はそのままロビーを突っ切って、隣接する駐車場に急いでいた。手には2本のペットボトルのお茶を抱えている。
駐車場に止まっていたのは二宮の愛車だったが、運転席に乗らずに後部座席のドアを開けて乗り込んだ。すでに車のエンジンは回っている。ドアを閉める前に、二宮は運転席のほうに手を伸ばした。差し出されたペットボトルを受け取ったのは、ハンドルを握っていたAさんだった。
Aさんがアクセルを踏むと、すぐに急ブレーキ! 二宮がまだドアを閉めきれていなくて、危ないところだったようだ。Aさんは後部座席を振り向いて二宮の顔を見てはにかむと、ドアが閉まったことを確認して再び車を発進させた。深夜の首都高をゆっくりと走り、二宮の住む都内の高層マンションに帰宅したのは、夜11時頃のことだった──。