袋の中で調理するからノンオイル&栄養素を逃さない! 手もキッチンも汚れず、驚くほどラクにおいしく作れるポリ袋レシピ。伝説の家政婦makoさんが教えてくれました!
「ポリ袋レシピは、材料を袋に入れるだけで、誰にでも簡単にできる調理法です。しかも、袋の空気をほぼ抜いた『セミ真空調理』で、食材にしっかりと味がなじみ、とってもおいしい料理が作れるんですよ」とmakoさん。
なんとmakoさんは、このポリ袋の調理法で、3時間に26品も作り上げたというから驚きだ。
ポリ袋を使う理由は、電子レンジはもちろん、沸騰したお湯で袋ごとゆでられるから。セミ真空調理なので熱が伝わりやすく、短時間調理が可能。しかも鍋やフライパンなどの大きな洗い物がなく、後片付けがラク。マイナス温度にも強いので、袋に入れたまま冷凍ストックもできる。
使う際は、必ず耐熱(湯せん・電子レンジ対応可能)のポリ袋を利用することがポイント。
【ポリ袋調理の注意点】
(1)食品用、キッチン用の高密度ポリエチレンでできた、耐熱90~110℃の半透明ポリ袋を使用する。
(2)湯せんの際は、ポリ袋が直に鍋底につかないよう、耐熱の皿を敷いて使用する。
【レシピ紹介】
牛肉とにんにくの芽煮
◆材料
・牛薄切り肉… 200g
・にんにくの芽…8本
〈A〉
・おろししょうが…小さじ1/2
・おろしにんにく…小さじ1/2
・しょうゆ…大さじ1
・砂糖…小さじ1
・片栗粉…小さじ1
・オイスターソース…小さじ1
【作り方】
(1)ポリ袋に3cm長さに切ったにんにくの芽、牛肉、Aを入れてよくもみ込みながら混ぜ、セミ真空にし、袋の口を縛る。
(2)鍋の中に耐熱の平皿を敷き、水を入れる。沸騰後、ポコポコ泡がでるくらいの火加減に調節し、(1)を入れ15分加熱する。
※女性セブン2018年4月26日号