関ジャニ∞の渋谷すばる(36才)が4月15日、会見を行いグループからの脱退を発表した。今年12月31日をもってジャニーズ事務所からも退所する。7月15日から行われる関ジャニ∞の全国5大ドームツアーには参加しない。
記者会見では、脱退を決意したのは今年1月だったと明かした渋谷。
「脱退についてにおわせたのは、半年ほど前からのようです。ちょうどその頃、関ジャニが所属するレコード会社のプロデューサー・Aさんが会社を辞めたそうなんです。Aさんは、関ジャニが自主レーベルを立ち上げた時から一緒に携わってきた人物。メンバーとのつながりが強いことで知られています」(レコード会社関係者)
メンバーの中でもAさんと最も親しかったのが渋谷だという。
「すばるくんは人見知りが激しく、気持ちが通じない人とはあまりしゃべりません。気難しい性格だけど、音楽の話になると一転して饒舌になります。とくにAさんとは長年一緒に音楽活動をしていることもあり、かなり信頼を置いている。すばるくんはジャニーズ退所後、Aさんと合流するのではないかという話も上がっていました。そういう“準備”が一部のメンバーの耳には入っていたようです。あるメンバーは“仕事に身が入らない…”とこぼし、グループ以外の仕事を入れたがらない時期もありました」(前出・レコード会社関係者)
脱退の決意を聞いたメンバーは全員で2月に2度、話し合いの場を持った。なんとか、どんな方法でも脱退を思いとどまらせようと必死だった。
「個別で会った回数もいれると相当引き留めたのですが、すばるくんの決意はあまりに固かった。彼のことを第一に考えていたメンバーもすばるくんのあまりに頑なな態度に、“そこまでおれたちのやってきた音楽を受け入れられないなら、ツアーも出ない方がいい…”となったそうです。
会見で複雑な表情を浮かべながらも、すばるくんの脱退に理解を示す発言をしていたメンバーでしたが、正直、まだまったく気持ちの整理もついていないというのが本音でしょう。村上信五くん(36才)は会見の前日に参列した大杉漣さんの葬儀で、周りが驚くほどの号泣を見せていましたし、1人だけ会見に出なかった安田章大くん(33才)は“けがのため”と説明しましたが、座って話すだけの会見に無理すれば出てこられたかもしれませんが、気持ちがついていかなかったんだと思います」(芸能関係者)
7月15日、ツアー初日の札幌ドームには新たな関ジャニ∞の歌声が響く。
※女性セブン2018年5月3日号