首都圏ではここ数年、餃子専門店が急増した。これまで餃子といえば中華料理店で食べるイメージだったが、餃子をつまみに一杯やる「餃子居酒屋」ができて人気となったからだ。ここでは、東京・赤坂、乃木坂で注目される極うま餃子店を3店紹介しよう。
●亜細亜割烹 蓮月(乃木坂)
2012年に中華世界大会で金メダルを受賞したシェフが作る、こだわりのつまった餃子。餡の豚肉、白菜、キャベツ、ニラはすべて国産で、皮も手打ち・手延べ。餡がパンパンに詰まったぽっちゃり型の餃子は、皮10グラムに対して餡20グラムが黄金比率。餡が多いため、包めるようになるまで約2年の修業が必要だという。
焼く時にフタを一度も開けないことでできるパリパリのハネと、モチッとした皮の食感のコンビが美味しさを倍増させる。餃子が持つしっかりした味が、醤油と自家製ラー油をつけるとさっぱりとした味わいになる。8坪12席の小さな人気店のため、予約は必須だ。冷凍餃子の通信販売もあり。
・住所:東京都港区南青山1-23-7 Grange南青山 101
・営業時間:17時~22時半(L.O.)
・定休日:不定休