NHKを退局したばかりの有働由美子アナ(49)の例を出すまでもなく、実は最近のテレビ界は「熟女子アナ」にとって空前の“売り手市場”になっている。
「女子アナ30歳定年説」といわれ、若いアイドルアナがもてはやされたのはもはや過去の話。各局の看板番組を見渡すと、必ずといっていいほどアラフォー、アラフィフの女子アナが輝きを放っている。特に「盤石の熟女シフト」を敷いているのがテレビ朝日だ。
テレ朝は『ワイド!スクランブル』に大下容子アナ(47)、下平さやかアナ(45)の2人の社員を起用。『サタデーステーション』には高島彩アナ、『サンデーステーション』には長野智子アナ(55)と、いずれもフリーのベテランを配置する。
「スタジオ回しにもニュース読みにも安定感があり、主婦層からも評判がいい。何より速報ニュースで放送内容を差し替えても冷静に対応してくれるから心強い」(テレビ朝日社員)と、スタッフからの信頼は厚い。
特に大下アナの人気はうなぎ登り。オリコンの「好きな女性アナウンサーランキング」では、加藤綾子アナ(フリー・32)を抑え、水卜麻美アナ(日本テレビ・31)、有働アナに続く3位に食い込んだ。
「大下アナは、同期に丸川珠代(現参院議員・47)という“上昇志向系”がいたこともあって、昔から“テレ朝の癒やし系”といわれている。SMAP解散の時は、共演する香取慎吾(41)を気遣う様子が、女性視聴者から支持された。
意外かもしれませんが、若手男性社員から“テレ朝イチの美脚”として人気があるんです。いつも黒いストッキングを穿いているのですが、足を組み替えるたび現場では“オー”と小さな歓声が上がります」(テレ朝の情報番組スタッフ)
※週刊ポスト2018年4月27日号