4月22日21時スタートのTBS系ドラマ『ブラックペアン』で、約4年ぶりとなる連続ドラマ主演を務める二宮和也(34才)。ダークヒーロー的な医師・渡海征四郎を演じるが「久しぶりだとは思わないし、久しぶりじゃないとも思わない。フラットな感じでいるから」と答えるところが、いかにもニノらしい。“模範解答”はしない彼の胸の内に迫るべく、7つの質問を投げかけてみた。
──医師役を初めて演じる心境は?
基本的に演じる時はどの役も初めて。だから、初の医師役ではあるけれど、特別なことはないです。自分自身と似ている部分もあるかもしれないけど、共通項を探して役を演じることはしないかな。
──渡海はどんなキャラクター?
渡海はダークな印象かもしれないけど、ぼくはわりとピュアだと思ってるんです。普通はそんなこと言えないよ…ということも平気で言っちゃうから、社会からはなかなか受け入れられないと思うけど(笑い)。
──ダークヒーローといえば?
ばいきんまん! ばいきんまんが更生したら、何と戦えばいいんだろうってなっちゃうよね(笑い)。ただ、ダークヒーローは“ヒーロー”という言葉がついている以上、完全なダークサイドじゃない。ばいきんまんもヒーローなんです。
──撮影の合間の気分転換は?
ゲーム! もう何年もハマっています。「最高で1日何時間くらいゲームをやる?」とよく聞かれますが、いつから始まって、いつ終わったかわからないくらい(笑い)。
──自分にブラックな一面はあると思う?
それはあるでしょう(笑い)! ドラマの役も実際の人間も一面だけじゃない。いろいろな面があるから、人間として面白いんだと思います。
──渡海にとって母親の存在とは?
特別に意識して演じてないけど、普通の家族と近いんじゃないかな。ぼく自身、普段は母親と連絡を取らないけど、それってひとり暮らしの独身男性ならみんなそうなんじゃない? ただ、ぼくが本当にラッキーだなと思うのは、離れて暮らしていても、母親がテレビをつければ息子が元気にしている姿が定期的に放送されているから(笑い)。
──仕事をするうえでライバル意識をもつことは?
まったくないですね。人と比べることは、自分にとって意味がないから。
※女性セブン2018年5月3日号