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自分の歩く速さは何歳か? 横断歩道の歩行者専用信号が目安

信号が変わる前に渡り切れるかがポイント

 旧交を温め、昔話に花を咲かせた同窓会の帰り道──。ほろ酔いで友人らと駅へ向かっていると、なんだか息が切れる。前を見ると、スタスタと先頭を歩き、テンポを上げているヤツがいる。

「なんであいつはあんなに歩くのが速いんだ?」

 違う。あなたが歳をとって歩くスピードが落ちているのである。

 歳が同じでも、脳や体の能力には個人差がある。「速く歩ける」「計算が苦手」など、日常生活において同年代の人々よりできる、あるいはできないことが誰しもある。それぞれの行動の可否が何歳に相当するかを「日常生活年齢」と呼ぶことにする。

 年代別の統計や論文を参考にし、医師の監修を経て、「これができたら(できなかったら)○歳」の基準を提示してみた。

◆歩行者信号が“青”の間に渡りきれなければ80代

 歩く速度には体の年齢が如実に表われてくる。医学界で一般的に用いられる「歩行の科学」という分析によれば、一般的な歩行スピードは、40代では分速約80mだが、年をとるごとに低下していき、70~74歳の歩行速度は分速60mくらいになるという。

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