ホームページを開くと、18人の美女が魅惑的なヨガポーズと笑顔で出迎えてくれる──林芳正・文部科学相が公用車で通っていることが週刊文春で報じられた東京・恵比寿のヨガスタジオ。同誌では、美女がマンツーマンで指導してくれるうえ、客とLINEを交換することも多いことから“キャバクラヨガ”と呼ばれていると報じられたが、実際はどうなのか。
その店は、「ポジティブスターヨガ(PSY)」。ホームページによると、「会員制」で入会金は2万円。女性は「グループレッスン」で「60分3000円」、メンズヨガは「60分1万1000円」の「パーソナルレッスン」となっている。代表は庄司祐子さんで、週刊文春によると庄司さんはかつてセクシーなグラビアの活動をしていて、インストラクターも「元グラビアタレントや元キャバクラ嬢など美人揃い」だと報じられている。
ライターが訪問した際、代表の庄司さんが出迎えてくれたという。PSYの合言葉は「世の中の女性、男性を明るく元気にする!」。
「元々ヨガが好きでした。ジムでのダイエットはなかなか続きませんでした。ヨガは体質も変わって、無理なく痩せられたので、世の中の人にもっと良さを伝えたいと思って。26歳でインストラクターの資格を取ってすぐに会社を作って、最初のお店をオープンしました」(庄司さん。以下、「 」内はすべて同)
店には、男性ファンが通いたくなるようなカワイイ子をたくさん集めたという。
確かに、男性は女性客の多いヨガスタジオに通いにくい。女性に聞いてみても、「汗をかくし、色々なポーズを取るので男性がいると…」「いやらしい目で見ていないと分かっていても気になる」という声が多いのも事実だ。PSYは、一対一のパーソナルなのでそういう心配もないという。
庄司さんは実際にいくつかヨガポーズを教えてくれた。まず、お腹周りに効果的だという「船のポーズ」だ。お尻だけで体を支え、足と頭を高い位置で維持する。背筋を伸ばすのがポイントらしい。
続いて「ねじりのポーズ」。その名の通り、状態をねじる。「リラックスして呼吸するのがポイントです」と優しい声で教えてくれた。さらに「三角のポーズ」などいくつかのポーズを教えてもらい、最後は「犬のポーズ」。
ヒップを後ろに突き出すようにして、手は斜め上に伸ばす。空気の椅子に座っているようなポーズだ。
「太ももやふくらはぎに効きます。バランスを取るため、筋持久力もつきます。腰回りがほぐれて、ゴルフをやる方はスイングがスムーズになりますよ。ヨガを始めたら、ドライバーの飛距離が伸びたという人も多いんです」
庄司さんもゴルフが趣味で、ゴルフヨガ合宿を開催したことも。美人インストラクターと一緒にゴルフとヨガをして、バーベキューに宴会、花火と盛り沢山のイベントだったという。
なるほど、自らのプロフィールに「趣味:ゴルフ」と書くほどゴルフ好きで知られる林文科相は、「犬のポーズ」が目的だったのかもしれない。