農作業する姿もサマになり、近年は「本当にアイドル?」とまでいわれているTOKIOのリーダー・城島茂が、音楽で新たな才能を開花させた。司会を務める番組『民謡魂 ふるさとの唄』(NHK総合、4月30日、15時5分~)のオープニングで、三味線の演奏を初披露したのだ。
「TOKIOで担当しているギターも、三味線と同じ弦楽器。弾き方はそれぞれ違うとわかっていましたが、共通する部分もあると思っていたんです。でもその考えが甘かった。稽古のたびに先生に姿勢を矯正されるし、右手首の曲げ方も特殊。おかげで、腰だけじゃなく手首にもシップを貼るようになりました。安請け合いしちゃったなぁ、と思いましたね(笑い)」(城島)
ともあれ、稽古場や自宅で1年間みっちり練習し迎えた収録当日。幕が開くと、彼の登場に沸き立つ観客の前で堂々と演奏した。
さらに、客席に下りて一緒に『東京音頭』を歌う一幕も。これも城島は初体験。近い距離で観客とふれあい、自然と笑みがこぼれていた。
「個人的に三味線の満足度はまだ低いですが、音楽で表現できることが1つ増えたのはうれしい。今後は番組のオリジナル曲だけじゃなく、誰もが知っている曲も弾いてみたいですね。TOKIOとはまた違ったカテゴリーで、大事に育んでいきたいと思っています」(城島)
※女性セブン2018年5月3日号