いま、首都圏で「進化形餃子」の店が増えている。従来の「中華料理店で食べる餃子」の枠を超えた、変わり種餃子を提供する専門店が人気となっているのだ。ここでは、注目の進化形餃子の店を4店紹介しよう。
●東京台湾(中目黒)
台湾の食に東京の感性をプラスした創作料理が人気の店。見事な羽がついた「焼餃子」は、数え切れない試作の末に生まれた力作だ。餡には豚肉、キャベツ、ニラなどのほか、細かく切ったジャガイモ、数種のフルーツを入れてまろやかさと甘みをプラス。味の決め手は、濃厚で甘みが強い台湾醤油だ。皮は手延べで、餡を引き立てるよう薄め。羽根は、水で溶いた小麦粉に門外不出の味つけをして焼く。
醤油味で甘みが利いた餃子は、ほっこり優しい味わい。タレなしで餡の味を楽しむのがおすすめだ。パリパリの羽根は塩味と旨みがあり、餃子と合わせても、スナック感覚でポリポリ食べても美味しい。
・住所:東京都目黒区上目黒2-14-1 寺内ビル1F
・営業時間:12時~14時、17時~24時
・定休日:水曜日(日曜日はランチ休み)