白地にピンクの花柄という鮮やかなジャケットとスカートで登場したのは安倍昭恵さん(55才)。4月21日、すっかり葉桜の新宿御苑で開かれた「桜を見る会」で、満面の笑みを見せていた。
「米・フロリダにあるトランプ大統領の別荘から帰国した翌日にもかかわらず、なぜか訪米前より元気を取り戻していたようで、“ひとり満開”状態のハイテンションでした」(参加者の1人)
3月上旬に森友問題が再燃して以来、夜のお出かけもフェイスブックの更新も封印。私邸に籠ってふさぎ込む日々だったという昭恵さん。
「訪米にもアメリカ側の強い要請を断り切れず同行しましたが、安倍晋三総理(63才)は昭恵夫人が滞在先で取材攻勢を受け新たなバッシングの火種が生じることを警戒し、同行には極めて消極的でした。ただ、フタをあけてみると…」(官邸関係者)
帰国後に見せた、憑き物が落ちたようなハレバレとした様子。いったい向こうで何があったのか。
「現地ではフロリダの歴史博物館にファーストレディー2人でお出かけしていました。夜は首脳夫婦4人でディナーを共にしましたが、昭恵夫人とトランプ大統領夫人のメラニアさん(48才)が珍しく2人でお酒を飲む機会があったそうです。
大統領がお酒を一切飲まないこともあり、メラニア夫人もいつもはお酒を口にしません。でもこの夜は、総理と大統領が席を立った合間に、昭恵さんと少しお酒を飲んだ。夫人は昭恵さんが日本でどんな境遇にあるかをよく知っていて、『私もいろんなことで批判されてきました』『いろんな困難があってもファーストレディーならきっと乗り越えられます』と語りかけた。昭恵さんは涙ぐんでいたそうです」(全国紙政治部記者)
メラニア夫人はスロベニア出身であることや、セクシーなモデルの経験があることで、過去にはかなりの批判や中傷にさらされてきた。
「メラニア夫人は“妻は夫の仕事の邪魔をしてはいけない”などと昭恵さんにピシッと厳しいことも言っていたという話もありますが、昭恵さんはメラニア夫人の言葉を自分への叱咤激励だと受け止めたようですね。帰国後は吹っ切れた感じですから」(前出・官邸関係者)
とはいえ、安倍内閣の支持率は下げ止まらず、政権は崖っぷち。せっかく元気を取り戻したのなら、国会で、思いの丈をお話しいただけたらいいのだけど。
※女性セブン2018年5月10・17日号