プロ野球が開幕して間もなく1か月。4月20日、今年最初の甲子園球場での阪神タイガース対読売ジャイアンツの伝統の一戦を、スタンドから大の虎党の渡辺謙(58才)が観戦していた。試合は残念ながらタイガースの負け。翌日の試合にも姿を見せたが、この日も負け。
「大河ドラマ『西郷どん』の撮影が終わり、6月にスタートするミュージカル『王様と私』のイギリス・ロンドン公演の稽古のために渡英する直前の、束の間の休息だったようです。タイガースの泥沼連敗に自分の境遇を重ねていたかも…」(芸能関係者)
『西郷どん』では、主人公・西郷吉之助(鈴木亮平・35才)が師と仰ぐ島津斉彬を好演した渡辺。4月22日放送回のラストで、砲撃の演習中に「安政5年7月16日、島津斉彬さまはこの世を去られました」とナレーションがいきなり入り、なんの前触れもなく死去。あまりにあっけない最期だったが、その存在感からファンの間では「斉彬ロス」が広がっている。そんな渡辺について、業界内ではある噂が駆け巡っている。
「すでに南果歩(54才)との離婚の話し合いに決着がついて、イギリスに渡ってからコメントを発表するらしい」
昨年3月に『週刊文春』でジュエリーデザイナーとの不倫が報じられてから、渡辺は果歩が暮らす自宅には戻らずホテルなどを転々としてきた。本誌はふたりの離婚交渉が難航する背景に婚前契約があると報じた。
「お互い再婚で子供もいるから、相続などでもめないようにという配慮だったそうです。契約の中には“もし渡辺さん側に何らかの不都合があって離婚することになったら、財産はほとんど果歩さんに譲る”というものもあったそうです。今となってはそれがネックとなっているようで…。
果歩さんはお金にはしっかりしているんです。友人とランチやディナーに行った場合、どちらが誘ったとしても割り勘。謙さんの海外公演の時も、招待した人からチケット代をしっかり徴収していました。
渡辺さんの裏切りに、果歩さんは怨念に近い思いを抱いていたそうです。仮に渡辺さんとの話し合いに結論が出たのだとしたら、果歩さんはきっと一歩も譲歩していないはず。渡辺さんは“一文無し寸前”のGWを迎えることになるんじゃないでしょうか」(別の芸能関係者)
そう簡単に許してはもらえない。
※女性セブン2018年5月10・17日号