今、フリーの女子アナ業界は加藤綾子アナ(33才)と高島彩アナ(39才)の “二強”状態だといわれる。そこで各テレビ局や芸能事務所が争奪戦を繰り広げているのが、NHKを辞めてフリーになった有働由美子アナ(49才)だ。
「有働アナなら二強を凌駕する可能性は高い。年収が億を超えるのも確実でしょう。女優として期待する声も大きいので各局必死に口説いています。でも本人が意外なことに古巣のNHKにこだわっているんです。ジャーナリストとしての活動はもちろん、紅白歌合戦の司会などにも色気を出しています。ただ、その前には大きな壁があるようです」(NHK関係者)
3月末に退局後も、引く手あまたのオファーを断りNHKの仕事を精力的にこなしている有働アナ。『100年インタビュー松井秀喜』(5月12日放送予定)や『世界プリンス・プリンセス物語』(6月9日)など出演が続く。
「この有働アナの活躍に違和感を持ち、壁になっているのがアナウンス室専任部長の上田早苗アナ(54才)です。ずっと現場でいたいという、いわば“ワガママ”退社をした有働アナを番組に重用しすぎるとアナウンス室に負の影響が出てしまうのではないかと気にしているようです」(前出・NHK関係者)
上田アナは1986年入局で、有働アナの5年先輩にあたる。朝の情報番組『NHKモーニングワイド』や『くらしのジャーナル』を担当し、有働アナ同様“朝の顔”と呼ばれていた。
「上田さんと有働さんはサバサバしていてキャラがかぶるといわれていたこともありました。でも上田さんはキチッとしたタイプ。NHKという殻をやぶりすぎる、過激な発言が取り沙汰される有働さんのやり方が気に入らないところがあったそうです。有働さんからしてみればこれから出世していく場合に目前を歩く女上司との折り合いが悪かったのも退社理由の1つだと思いますよ。何事も特別待遇の有働さんはアナウンス室で孤立していたようですしね。辞めてからも、その溝は埋まるどころか、深まっているようです」(別のNHK関係者)
NHKへのこだわりはいいけれど、バラエティーやドラマで活躍する有働アナも見てみたい。
※女性セブン2018年5月10・17日号