開幕から1か月が過ぎたプロ野球。“記録”ばかりが話題になるのは故・衣笠祥雄氏の連続試合出場記録(2215試合)まで300試合を切り、後を追う阪神・鳥谷敬(36)。
今季はスタメン落ちする試合も多く、“代打1打席だけでも連続試合出場の記録更新”となり、疑問視する声も出ているが、どんな起用法が求められているのか。阪神生え抜きのOB・藤田平氏はこう語る。
「もっとチャンスを与えるべき。昨年はショートからサードにコンバートさせ、ゴールデングラブ賞をとったのに、今年はセカンドへと2年連続でコンバートした。キャンプで守備練習に時間を割かせ、レギュラーに固定しないのは酷な話。鳥谷はもっと打席に立てば結果を残すでしょう。それで結果が出なければ、記録を諦めることになっても仕方ない」
※週刊ポスト2018年5月18日号