今シーズンのプロ野球は、開幕前には予想もしなかった選手の活躍が目立つ。10代の若手の活躍で勢いづいている球団もある。
広島では2年目・アドゥワ誠(19)が中継ぎに定着し、DeNAの2年目・京山将弥(19)は開幕3連勝。
「アドゥワの高校時代の最速は140キロ台前半で、昨季は二軍で防御率10.36だったが、今年は150キロ前半を投げ10試合連続無失点と急成長。196センチの長身から投げ下ろされるナチュラルに揺れる直球は、かなり打ちづらい。打者が慣れるには時間がかかるはず。
DeNA・ラミレス監督は、京山を『いまやウチのトップ3の投手といっても過言ではない』と認めている。本人も『チェンジアップとカットボールはいつでもストライクが取れる』と豪語しており、制球力はチーム一という評判です」(スポーツ紙デスク)
この2人については“春の珍事では終わらない”という評価が多数派だ。
※週刊ポスト2018年5月18日号